長谷寺の「だだ押し」
2月14日バレンタインデーに、
ブログ更新担当者はこっそり1日お休みを頂いて
デート…ではなく、ちょっと遠出をして
桜井市にある、長谷寺の「だだ押し」を見に行って参りました。
雪のちらつく中、近鉄長谷寺駅から徒歩で約15分。
本堂まで、登廊を黙々と登り続けます。
この登廊は重要文化財に指定されているそうです。
日差しとのコントラストが美しいです。
「だだ押し」は、国宝に指定されている長谷寺の本堂で
本尊十一面観音様に自身の罪を懺悔する法要の終盤、
火の粉を撒き散らして赤・青・緑の鬼が現れ
突然暴れ回るので、法力でもってその鬼を追い払うという行事です。
鬼役の皆さんは事前にかなりのお酒を飲んで
暴れる準備をされているのだとか。
なんと!この火を国宝の本堂で焚くのです。
万が一に備えて消防士の皆様もスタンバイされていました。
松明を抱えて鬼についていく皆様はかなり大変そうです…。
鬼同士でつかみ合うときは松明同士もぶつかりあい、
そのたびに見物客のほうまで火の粉が飛び散り、ものすごい迫力です!
火の粉を避けようと大勢の人が将棋倒しになりかけるのでちょっと怖かったです。
赤鬼のお面が1番巨大で怖く、小さい子がたくさん泣いていました。
怖がらせるのも暴れるのも1番上手!!
実はずっと、生涯1度はこのお祭りを見に行きたいと思っていたので、
今回行けて良かったです
でも凍死という言葉が頭をよぎるほど寒かったので、皆様
行かれる際にはじゅうぶんな防寒対策をお願い致します