春を告げる、東大寺二月堂「お水取り」
奈良は春が近づき、だんだんと暖かくなって参りました。
3月1日より、古都奈良に春を告げる行事、
東大寺二月堂の「お水取り」も始まっております
通称「お水取り」は、「お松明」の名前でも知られている行事で、
正式名称は「修二会」と言います。
752年にはじめられ、それ以来一度も絶えることなく続いているそうです。
大松明に火をつけ、二月堂の欄干の上を転がすようにして
観客の頭上から、火の粉を撒き散らします。
二月堂のご本尊である十一面観音様に、人々にかわって罪を懺悔し、
国家の安泰と万民の豊楽を祈る行事だそうです。
大松明は、長さ約7mにもなるとのことで、真下で見るとすごい迫力です!!
この火の粉を浴びると無病息災のご利益があるそうで、
火の粉が降り注ぐ欄干の下は大混雑です。
ちょっと危ないので、燃えにくい素材のお洋服で行くのが良いかもしれません。
http://narashikanko.or.jp/omizutori/
奈良市観光協会のホームページに
お水取りの詳しい解説が掲載されていました!
3月14日までは毎晩この行事が行われます。
今からでも間に合いますので、ぜひ!という方は足を運んでみてくださいね。
奈良に冬を告げるおん祭りは、880年以上の歴史がありますが
奈良に春を告げるお水取りは、実に1260年以上の歴史があるんですね!