春先の住まいのお手入れ
お水取りも満行。
まだ朝晩は冷え込みますが、梅も綻びはじめ、
奈良はいっきに春めいてきたような気がします。
ところで、冬が終わり、厳しい寒さと雪に耐えた家は
屋内外ともに傷んでいる場合が多いようです。
春先に1度住まいの点検をしてみるのも良いかもしれません。
特に、春先に確認してみて頂きたい住まいのポイントはこちらです。
① 雨樋
集水器、堅樋には落葉、土砂等が付着して、つまりの原因になりやすいです。
梅雨が来る前にお掃除しておきましょう。
(※危険を伴う作業はご自分で行わず、専門業者にご相談くださいね!)
② 網戸
網の破れ、汚れの蓄積はないでしょうか?
網戸が活躍する夏の前に確認しておきましょう。
③ 窓ガラス
冬の間に発生した結露から、ガラス面だけでなく
ガラス周りのゴムにカビが発生していることがあります。
それから、無垢フローリングを使用した住宅にお住まいの方は、
無垢フローリングは自然の木で生きていますので、
冬から春にかけては暖房などの乾燥によって隙間ができてきます。
逆に、湿度の高い梅雨から夏にかけては湿気を吸って伸びるため、
この隙間は小さくなっていきます。
木が呼吸することで、室内の調湿機能を
果たしてくれているだけなのでご安心くださいませ。
ただし、過度の乾燥がある場合には
「反り」や「割れ」が起こる原因となりますのでご注意くださいね。